神棚のまつりかた

私たちは日々神様の恩恵を受けて生活しています。

伊勢の神宮の天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)様は世を照らす太陽のご神徳をたたえておまつりされており、動植物生けとし生けるものすべてのものに恵みをくださる神様であり、日本の総氏神様と仰がれます。

この天照皇大神様のお札「神宮大麻(じんぐうたいま)」と地域をお守りくださる氏神様のお札をご家庭におまつりし、感謝の誠を捧げることは私たち日本人が古くから行ってきた伝統であり、人の道であります。

朝夕には感謝をこめてご家族でお参りしましょう。参拝のお作法は神社と同じく

二拝・二拍手・一拝

です。

お札は毎年新しくお取り替えします

明治以前は伊勢の神宮から御師(おんし/おし)とよばれる神職が全国に分散して毎年年末に神宮大麻(天照皇大神宮のお札)と暦(れき)を各家庭にお配りしていました。

明治になって御師が廃止され、明治天皇の詔によって各地区の氏神様に仕える神主が氏子に神宮大麻をお配りするようになり今日に至っています。

ご家庭のお札をお取り替えすることは魂を新たにすることです。すがすがしく新年をお迎えください。(古いお札は1月15日の左義長で焼納し、神霊をもとの座へお送りします)

「羽黒神社」のお札は社頭にて頒布しております。(ご祈願された方にはお下がりと一緒に授与されます)

三社造りの神棚の場合

(お扉が三つある神棚)

中央に①

「神宮大麻」(天照皇大神宮)

向って右に②

「氏神様のお札」

向かって左に③

「崇敬する神社のお札」


一社造りの神棚の場合

(お扉が一つの神棚)

手前から

①「神宮大麻」(天照皇大神宮)

②「氏神様のお札」

③「崇敬する神社のお札」

というふうに重ねておまつりしてください。


注連縄(しめなわ)は

向って右が本(あみはじめ)

向って左が末(あみしまい)です。

紙垂(しで~しめ縄につるす紙)は

両方同じ向きで、右上から左下に折れます。

日々のお供え

毎朝一番にあたらしいお水をお供えしましょう。

月はじめや氏神様のお祭りの日などはお米やお神酒、また鮮魚や季節の野菜、果物をお供えするのもよいでしょう。

めずらしい食材やお土産などがある場合はご自分で召し上がる前に、まず神棚にお供えすることをおすすめします。

三方(さんぼう)

上の折敷(おしき)の継ぎ目が手前(お参りする側)、下の胴の部分の継ぎ目が神様の方へ向くようにして、半紙を敷く場合は三方の前後に対し、横長に敷きます。

破魔矢など

破魔矢(はまや)などの縁起物は神棚の柱に括りつけるか、鴨居などに差す場合もあります。

矢先を神様に向けないように注意してください。

お正月に、羽黒神社にて、お受けください。

神棚の向きは、出来るだけ南向き、または東向き(お陽さまが当たる方向)に設置してください。

神棚をおまつりする場所は居間などのご家族が集まる場所がよいでしょう。

「雲」の天井書


神棚の上に「雲」の字(または絵)を書いた紙が貼ってあるのをよく見かけますが、これは神棚の上に二階がある場合で、「これより上は天」という意味です。

二階の神棚の上にあたる場所にはタンスなどを置いて、家族が足で踏まないようにしましょう。


(以下、画像↓をパソコンでダウンロードし、プリントアウトしてご利用ください)

「ほうらい」について


地方によって神棚の下に「ほうらい」といわれる紙を下げます。

墨書で「福寿」「繁栄」や「大漁」「感謝」など、また宝船や干支などの絵や切り絵のものなど形状は様々です。(文字の場合、向って右から左に書きます)

「ほうらい」は「宝来」や「鳳来」などと書き、もともとは稲が実らない地域で、わらが無いためしめ縄を作ることが出来ず、代わりに切り絵で結界を作ったことが起こりとされています。

いずれにせよ、その年の安泰を願ってお正月には新しく取り替えます。